また、ドキッとしましたか。笑
そうなんですよ。
実際に大規模な建物のセントラル方式の空調に関わる省エネ技術は、
本当にたくさんの要素から構成されています。
社会の省エネ意識が高まった2001年以降の10年間にも
かなりの部分改善施策が世に出されてきましたが、
実際に大ヒットしたものはほとんどありませんでした。
その理由の1つは、部分的に改善できる機器の原理・理屈を説明されても、
ごく一部分の機器の、限られた省エネ内容にとどまり、
あまりに効果が不明確でその量も少なく、
投資をはかかる割にリターンが評価できないと言う背景があります。
具体的な例を一つ上げると、
何かの摩擦抵抗が少なくなると、これは省エネになるぞ。。と思えますが、、、
機械設備の動力が上がりやすくなり、水や空気など送られている物体の量が
以前よりも実は少し増えていて、過剰な送り動力の消費となり
運転中の電流値を見ると「以前よりも高くなっている」・・・
なんてことも起きているかもしれません。
こんな感じに、部分的な改善は効果そのものも小さいのですが、
実際に本当にシステム全体としてどこかに数値で現れてくるのか?
これは良くウォッチする仕組みを作って確認しなくてはなりませんね。
多くの場合、「システム全体の運転効率アップ」
つまりシステムCOPをかなり明確に上げられないと
熱源システムとその配下にある消費エネルギーの全体量は変わりません。
どう考えたらこの部分、具体的に乗り越える施策が見つかるのか。
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